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Herman Miller Authorized Dealer

川崎ショールーム
現在の場所:ホーム / アーカイブTARO KATAGAMI

TARO KATAGAMI

Charles Eames

2018/09/22 By TARO KATAGAMI

チャールズ・イームズ


Molded plywood


Leg Splint

チャールズ・イームズがキャリア初期に心血を注いだのが成型合板 (Molded Plywood) 技術です。ロサンゼルスでMGM映画スタジオの美術スタッフとして働く傍ら独自に合板の成型技術を研究していました。当時は合板成型技術は、まだ新しい技術だったからです。1942年、アメリカ海軍から怪我をした兵士の脚に使用する添木のオーダーが入り事業として成立するようになります。イームズ最初の量産成型合板製品が、このLeg Splint (レッグ・スプリント=脚の添木)でした。イームズはプライフォームド・ウッド社を設立しますが、原材料の供給や資金の問題により、デトロイトのエヴァンス (Evans Products) 社にレッグ・スプリントの製造権・販売権を売却します。イームズもロサンゼルスのエヴァンス支社 (901 Washington Boulevard) に拠点を移します。これにより安定的に製品を製造する地盤が整いました。

1945年、第二次大戦も終わりイームズの成型合板技術を使用した製品は家具業界の人々から注目を浴びます。ジョージ・ネルソンもその一人でした。ネルソンは、D.J.デプリーにイームズとの契約を強く提案します。自分がハーマンミラーと契約しているロイヤリティを削ってでも、と。まずハーマンミラーはエヴァンス社の家具販売権を取得し、のちに家具製造権も取得しています。もともとエヴァンス社は工業製品製造会社で家具販売とは無縁でした。以後、イームズ家具の製造販売はハーマンミラーと密接な関係で進行してゆくことになります。

シェル型

シェルチェア

イームズは成型合板以外にも、ガラス繊維を使用したFRP (繊維強化プラスチック) や金属のメッシュワイヤーを使用した製品に挑戦しています。この試みは、背と座が一体成型されたシェル (Shell) 型チェアの製品化に腐心した結果といえます。

当初は成型合板でシェル型を実現しようとしたものの当時の技術では困難でした。FRPとメッシュワイヤーでシェル型チェアの製品化にたどり着きました。“We wanted to make the best for the most for the least.” (最小限のもので最高のものをつくりたい) とイームズは語ったそうです。シェル型のチェアも単一の素材またシンプルな構造で成立しています。

現在ではシェル型チェアは見慣れたかたちですが、椅子のかたちの歴史上では怖いくらい革新的な製品です。背と座が一体成型かつ曲面で構成された製品は、イームズ以前に存在していました。しかしそれらの製品の曲面はいずれも二次元曲面に留まっていました。

継ぎ目のない三次元曲面で一体成型されたシェル型チェアは、レッグ・スプリントが怪我をした脚を包み込んだように優しく身体を包み込みます。シンプルで普遍的でありながら大きな革新をもたらした製品です。このかたちが実現できる素材に貪欲にチャレンジし続ける、イームズはそうしたスタンスであったような気がします。

イームズCharles Eames 1907-1978

Filed Under: Herman Miller Story 関連タグ:イームズ, シェルチェア, チャールズ, ハーマンミラーの歴史, レッグスプリント, 成型合板

George Nelson

2018/09/21 By TARO KATAGAMI

ジョージ・ネルソン

Storagewall

Storagewall

ジョージ・ネルソンはエール大学で建築を学んだのち、1935年にArchitectural Forumという建築雑誌の編集者になりました。 “Tomorrow’s House” (Henry Wrightと共著) という本の中で、ネルソンはStoragewallというコンセプトを発表します。ストレージウォールは、キャビネット/シェルフ/ドロワー/クローゼットからなるモジュール式の壁面収納家具システムでした。

そのコンセプトに興味を持ったD.J.デプリーは、ハーマンミラーのニューヨーク営業担当者に著者とのアポイントメントを指示します。営業担当者は、最初Henry Wrightに連絡をとりますが、ネルソンを紹介されました。デプリーはネルソンとミーティングを行いギルバート・ローディの後任業務の打診をします。

編集者としてキャリアを積んできたネルソンは、デプリーのオファーに当初難色を示したと言われています。しかし、結果としてハーマンミラーのディレクターに就任します。

ジョージ・ネルソンGeorge Nelson 1908-1986

1948年ハーマンミラーコレクションの序文
ジョージ・ネルソンデザイナーの視点から見ると (そしてこの視点のみが私には適切なのですが) ハーマンミラーは、とても優れた会社です。単に企業としてみると、ハーマンミラーはアメリカ国内の何千もの他の企業と区別ができないでしょう。小さな会社で小さな町にあります。その製造設備は十分ですがごく普通です。そして、この会社のオーナーが経営をしています。 (中略)
製品は誠実でなければならない。ハーマンミラーが、ある年代の複製品を製造することを中止してから約12年経ちます。なぜならデザイナーのギルバート・ローディが、伝統的なデザインを模造することは、美学的に不誠実だと経営陣を説得したからです。 (この話を最初は話半分で聞いていましたが、その後の数年でこの話の意味を身をもって知りました)
私たちが何を作るかは私たちが決めます。ハーマンミラーは市場が何を「認める」のかを理解するために、消費者調査や製品の予備テストを実施したことはありません。デザイナーと経営陣が家具の特定の問題に対する解決策を気に入れば、それは製造されます。いわゆる「一般人の好み」という基準に従いません。「一般購買者」を評価する特別に信じている方法もありません。ハーマンミラーのデザインの新鮮さに数多くの人が魅了される理由は、この会社が誰の真似もしていないからなのです。

ネルソンは当初、規模がそれほど大きくない家具メーカーであるにかかわらず、社長以下やたら志の高い人々を前にして少したじろいだような気がします。そう考えると、上記の序文はネルソンが“腹を括った宣言”のようにも思えます。事実、その後ネルソンのもとでハーマンミラーが世に送り出した製品は“誰の真似でもない”ものでした。

ネルソンは製品開発に留まらず、製品を販売するにあたってのマーケティング・アドバタイジング・ブランディングなどすべてをコントロールしていました。それらの表現手法も製品に劣らず斬新なものでした。販売前に消費者テストはしないと言い切る反面、新しい価値を持った製品を人々に正しく伝える手法にかなりの労力を費やしたのではないでしょうか。

Filed Under: Herman Miller Story 関連タグ:アクション・オフィス, ジョージ・ネルソン, ハーマンミラーの歴史

Gilbert Rohde

2018/09/20 By TARO KATAGAMI

ギルバート・ローディ

Gilbert Rohde  1894-1944

1930年、ギルバート・ローディは問題を抱えていました。ローディには家具デザインに関するアイデアが溢れていました。けれど、そのアイデアを製品として製造し販売してくれる家具メーカーがありませんでした。そんな折に、ローディはD.J.デプリーと出会います。当時、D.J.デプリーも問題を抱えていました。彼の会社ハーマンミラーは、世界恐慌のあおりで会社が危機的な状況だったのです。生き残るためには大きな武器が必要でした。

新しい時代とともに、アパートや小規模住宅用に住む人々が増えている、とローディはデプリーに語りました。

ローディ “だから、これまでとは違った家具が必要なんですよ!”
デプリー “えっ!じゃぁ、そんな家具ハーマンミラーのためにデザインしてくれる?”
ローディ “もちろん!”

ハーマンミラーとの契約を締結したローディはコンパクトな生活空間に対応した家具をデザインします。ローディは、カードテーブルにもなるダイニングテーブル、ベッドになる長椅子、本棚を収容したテーブルなど、一つの家具に複数の機能を持たせることを好みました。

エグゼクティブ・オフィス・グループ

エグゼクティブ・オフィス・グループ

そして1942年、エグゼクティブ・オフィス・グループ (EOG) の導入によりハーマンミラーはオフィス家具市場に参入します。エグゼクティブ・オフィス・グループは、シンプルで装飾のなモジュール式の製品で200以上の組み合わせとバリエーションから選択可能な製品群でした。ローディは、ハーマンミラー製品の多様性と有用性を強調しました。

Exective office Group

エグゼクティブ・オフィス・グループのコンセプトは、現在のオフィス家具の原型ともいうべき革新的なコンセプトでした。ただ当時としては、あまりにも先進的なコンセプトであったため知識不足の小売業者には販売が難しい事態が起こりました。そのためハーマンミラーは、製品に関する訓練を受けた人材を配置したショールームを開設し普及に努めました。

1944年にローディは亡くなります。しかしローディが切り開いたモダンで生産性の高い家具、そしてモジュール式オフィス家具の製品コンセプトは、後任のジョージ・ネルソンに受け継がれ20世紀を代表するデザイン家具製品たちへと発展してゆきます。

Filed Under: Herman Miller Story 関連タグ:エグゼクティブ・オフィス・グループ, ギルバート・ローディ, ハーマンミラーの歴史

D.J.De Pree

2018/09/19 By TARO KATAGAMI

D.J.デプリー

ミシガン州ジーランド

ハーマンミラーは、アメリカのミシガン州ジーランドに本社をおく家具メーカーです。ハーマンミラーの礎となるスター・ファニチャー・カンパニーが創業されたのは1905年。アメリカを代表する老舗家具メーカーです。

ミシガン州の産業としてはデトロイトを中心とした自動車産業が有名ですが、ミシガン州第2の都市グランドラピッズ (Grand Rapids) は家具産業の街です。森林資源が豊かな地域特性もあり、古くから多くの家具メーカーが拠点を構え“ファニチャーシティ”と呼ばれています。ハーマンミラー本社のあるジーランドもグランドラピッズ近郊です。

Herman Miller Furniture

D.J.De Pree(ダーク・ジャン・デプリー)が義父の出資によりスター・ファニチャー・カンパニーの経営権を取得し、義父の名を冠した会社「Herman Miller Furniture」としたのが1923年のことです。D.J.デプリーの奥さんがNellie Millerさん。そのお父さんの名前がHerman Millerさんだったんですね。ここまでは当時のグランドラピッズ界隈の家具メーカーでも取り立てて珍しい話ではなかったのかも知れません。

社長に就任したD.J.デプリーは1929年に発生した世界恐慌に直面します。ハーマンミラーも経営危機に陥ります。その際に、D.J.デプリーは家具デザイナーのギルバート・ローディのアドバスに従い、モダンファニチャーの製造にシフトします。ハーマンミラーは、新しい素材とデザインの家具を製造することにより伝統的な木製家具製造から脱却しました。

ところが1944年にハーマンミラーのデザイン部門を統括していたギルバート・ローディが亡くなってしまいます。D.J.デプリーは、後任としてジョージ・ネルソンをデザイン部門のディレクターとして迎えます。そしてネルソンに才能を見出されたチャールズ&レイ・イームズによる革新的なデザインの製品が製造され世に送り出されます。

D.J.DePreeD.J.De Pree 1891-1990

D.J.デプリーのもとでハーマンミラーが製造した製品は20世紀代表するマスターピースとして人々の記憶に刻まれています。しかし、D.J.デプリーが見出したギルバート・ローディやジョージ・ネルソンには家具業界において目覚ましい業績がハーマンミラー以前にあったわけではありませんでした。D.J.デプリーの慧眼に驚くほかありません。

1960年にD.J.デプリーはCEO職から退きます。その時点でハーマンミラーに比するイノベーションを起こした家具メーカーはありませんでした。おそらくD.J.デプリーが見ていたものは、常に「これから」の景色だったのでしょう。

Filed Under: Herman Miller Story 関連タグ:D.J.デプリー, ハーマンミラーの歴史

Cosm Chair

2018/09/14 By TARO KATAGAMI

cosm

ミラチェア,セトューチェア,ミラ2チェアをデザイン・開発してきたStudio 7.5によるハーマンミラーの新しいオフィスチェアCosm Chairが誕生しました。

オーガニックな曲線をデザインモチーフとしながら、曲線と身体をサポートするエルゴノミクス機能を一体的にデザインするのがStudio 7.5のオフィスチェアに共通する特徴です。以前、セトゥーチェアのローンチイベントでStudio7.5のバークハード・シュミットさんとカローラ・スウィックさんにインタビューをした際に次のように語っています。

「インテグレーション(統合)はデザイナーの仕事そのものだと思います。でも、どこからが機能でどこからがデザインという分け方はしていません。またデザインと機能が分離して見えないようにすることがデザイナーの仕事だと思います」

Cosm Chairにおいても、彼らの思想が具現化されています。

IT機器を中心として人間を取りまく環境は、ここ数年で大きな変化がありました。ただ人間の身体が大きく進化したわけではありません。人間の身体が新しいテクノロジーに対応するためには、新しいサポーツールが必要です。Studio 7.5とハーマンミラーは、この点においては明確な意思をもって製品開発を行っていることが感じらます。

Cosm Chairに採用されている「オート・ハーモニックチルト」は、自動車のオートマチック・トランスミッションに例えられています。自動車を交通状況ではなく、トランスミッションのプログラムのみに合わせて走行させることは、おそらくあまり快適・安全ではないでしょう。多くののオフィスチェアの「チルト=トランスミッション」はこれに近く、少なからず身体のほうが機能に合わせなければなりませんでした。

どのような姿勢であるかを問わず最適なバランスを維持する、と言葉でいうことは簡単です。ですが、その機能を実現した製品は今までありませんでした。Studio 7.5とハーマンミラーは、座っている人の絶えず変化する垂直方向の力を判断し、チルトのギアがリーフスプリングに沿って支点を移動することによりチェアの張力を自動調整する複雑に微調整されたメカニズムを開発しました。

「オート・ハーモニックチルト」は、交通状況に合わせて滑らかに走行するトランスミッションに例えることができる革新的なチルト機能です。日本でのオートマチック・トランスミッション(AT)自動車の普及率は99%だそうです。道路事情など複合的な要素の結果と思われますが、Cosm Chairの「オート・ハーモニックチルト」も日本のオフィスに受け入れられる快適性を十分に備えている、と言えそうです。

Filed Under: Herman Miller 関連タグ:Cosm Chair, コズムチェア

Herman Miller Seminar

2017/02/20 By TARO KATAGAMI

リマスタード・アーロン

リマスターされた最新のアーロンチェアを体験

1994年に発表されて以降、134カ国で700万脚以上販売され、世界中のユーザーにとって欠かせないツールとなったアーロンチェアは、ワークチェアの象徴として、ポピュラーカルチャーにおいて確固たる地位を獲得しています。今回発表されるチェアは、従来のものが持つ独特のシルエットを残しながら、デザインの構成部分のすべてが、高機能シーティングの水準を引き上げるためにアップデートされました。


ハーマンミラージャパンでは、2017年1月に発売されたリマスターされたアーロンチェアの発売を記念して、日本リージャス仙台 コワーキングスペースで体験セミナーを開催いたします。アーロンチェア リマスタードを体験いただけるほか、20年以上にわたるアーロンチェアの進化の過程や新しい特徴をハーマンミラージャパンのスタッフがご案内をさせて頂きます。ご来場頂いたお客様に抽選でハーマンミラージャパンからすてきなプレゼントがあります!

会場は、120カ国900都市3000拠点を有するレンタルオフィス世界No.1ブランドのレンタルオフィス日本リージャスの仙台マークワンセンター。新たに展開される新サービスコワーキングスペースは、様々な人たちが交流する仙台の新しいワークプレイスです。

日 時 : 2017/02/24 (金) 18:00から受付 18:30より開始
場 所 : 仙台市青葉区中央1-2-3 仙台マークワンビル19階 仙台マークワンセンター
参加費 : 無料(先着30名様)
お申込・お問合せ Chair株式会社 ハーマンミラー正規販売店  (TEL:0120-954-338)


2017/02/24 セミナーイベント当日

ハーマンミラージャパン株式会社 佐々木陽子氏からアーロンチェアの歴史とリマスターされたアーロンチェアの特徴のレクチャーを頂きました。


ジャンケンゲーム勝者には、ハーマンミラージャパンからイームズ・シェルチェアのプレゼントも。


ご来場を頂きました皆様ありがとうございました。


Filed Under: CHAIR株式会社

Remastered Aeron

2017/02/15 By TARO KATAGAMI

AERON REMASTERED

ビル・スタンフとドン・チャドウィックは、アーロンチェアをデザインした時、人間を中心に据えたデザインに対する深い知識と、革新的でかつて見たことのない技術を組み合わせて、他に類を見ないチェアを生み出しました。そして今、アーロンは、現代の仕事と働く人々のために、人間工学、機能、人体測定学、環境においてリマスターされました。1994年にアーロンチェアが発表された時、このようなチェアを世界中の誰も今まで見たことがありませんでした。それは座り方を変えただけではなく、チェアの在り方についての人々の考え方をも変えました。しかしそれ以来、たくさんの変化がありました。よって、アーロンチェアが変わることも理にかなっているのです。

8Zペリクル

新しい8Zペリクルは、座面と背もたれ全体が様々な張力を持つ8つのゾーンに横割りされているため、快適さと人間工学的なサポートを最も必要とする場所へもたらします。では、世界で最も愛されているこの象徴的なチェアをどのように改良されたのでしょうか?デザイナーのひとりドン・チャドウィックに依頼して、彼とビル・スタンフがつくったオリジナルのアーロンチェアの設計基準を、現代の仕事とテクノロジーを考え合わせながら見直されました。より強く洗練されたマテリアル、より良くなった調節機能、新しいフィニッシュオプション、そしてより健康的でより快適な座り心地を備えたアーロンチェアは、リメイクまたは再設計されたのではなく、リマスターされたのです。

ポスチャーフィットSL

新しいポスチャーフィットSLにより、調節可能な単一のパッドが仙骨を安定させ、背骨の腰部をサポートして、健康的な立った姿勢と同じような状態にします。新しい視聴者のために名作映画やアルバムを作り直すように、アーロンチェアは、現代の仕事、働く人々、働く環境のニーズを満たすためにリマスターされました。共同デザイナーのドン・チャドウィックの洞察力と、座るという科学のハーマンミラーの最新の研究とを組み合わせることで、新しいアーロンチェアは、今まで以上に賢明になりました。もちろんそれに座るあなたもです。

3サイズ

できる限り広範囲な体型のニーズを満たすために、アーロンチェアは、3種類のサイズでデザインされました。このインクルーシブな考えは、アーロンチェアのDNAの不可欠な要素になりました。よって新しいアーロンチェアも、同じように、人体測定学的なA-B-Cの3種類で提供されています。リマスターされたチェアは、直感で微調整できる最新のユーザー調整機能を提供しています。エンジニアリングの進化により、ハーマンミラーは、個人の好みに合わせるために回転したり、ねじったりする動作と、それに費やす時間を削減させることに成功しました。そして今、ユーザーは、最小限の労力で、自分好みのリクライニングを実現できます。さらに最新のアームメカニズムは、オリジナルのアーロンチェアのように上下、旋回調整できるだけではなく、前後調整を通して最大限パーソナライズできるようになりました。1つのサイズがずべての人に当てはまりません。端から中間というデザインアプローチを基に、アーロンチェアには、エクスクルーシブ(特定の人)ではなくインクルーシブ(すべての人)にフィットするための3種類のサイズが用意されており、人体測定学的に最も広範囲な体型に対して同じ快適性を提供しています。アーロンチェアのカラー、マテリアル、フィニッシュも現代の環境により良く適するように徹底的に再考されました。今回初めてアーロンチェアは、追加のスペックを必要としない、総体的に考え抜かれた3種類のマテリアルパターンを提供することになりました。ミネラル、カーボン、グラファイト、の3カラーからお選び頂けます。

アーロンチェア 一覧

Filed Under: Aeron Chair 関連タグ:アーロンチェア, リマスタード

Eames Shell Chair

2015/04/21 By TARO KATAGAMI

shellchair

イームズシェルチェアのシェルには、当初ガラス繊維強化ポリエステル樹脂が使用されていました。しかしハーマンミラーは、より環境負荷の少ない素材、100%リサイクル可能なポリプロピレンに切り替えました。カラーは素材に練り込んであるため、長年にわたって使用しても色褪せることがありません。

チャールズ&レイ・イームズほど冒険好きなデザイナーがいるでしょうか。“先駆者”と呼ぶだけではものたりません。イームズ夫妻は、持ち前の好奇心と情熱、新しい素材への興味、そして新しい形の探求において遊び心を持って、数々のデザインを生み出しました。イームズシェルチェアは、アメリカンファニチャーのスタイルを変えました。

流線型の「エッフェル」ワイヤーベースを用いた有機的な形と洗練されたラインは、ダイニング、リビング、ファミリールーム、ホームオフィスなどあらゆる場所にフィットします。ゆったり座ると、快適さに包まれます。


buybuttons

Filed Under: Herman Miller 関連タグ:イームズ, シェルチェア

Sayl Chair

2015/03/26 By TARO KATAGAMI

ハーマンミラー セイルチェア。背もたれには、直接素材に成形した革新的な3Dインテリジェントサスペンションを採用。柔軟性のあるエラストマー素材で、あらゆるユーザーの体型に適応します。

ハーマンミラーはデザイナーのイブ・ベアールに、美しいデザイン、最先端の人間工学、洗練された設計工学、環境への配慮など、ハーマンミラーの特長すべてを兼ね備えながら、手頃な価格帯のワークチェアの開発を依頼しました。ベアールは、サンフランシスコのゴーデンゲート・ブリッジから着想を得て「吊り橋の原理をチェアに応用できないだろうか」と考えました。それはフレームのない背もたれをサスペンションタワーで支えることにより、使用する素材の量やチェアの重量を減らし、さらには環境負荷も減らせることがわかりました。軟性のあるエラストマーでできたサスペンション素材は、サポートの必要な部分では張力を最大限に発揮しました。またほかの部分では身体の自由な動きを妨げない強度になるようにと、張力を調整して張ることができたのです。


セイルチェア SAYL CHAIR AS1YA23HAN2BKBBBKBK9119

セイルのフレームのない3Dインテリジェントバックは、サポートが必要なポイントで最大の張力を提供し、最も広範な可動範囲を可能にする領域で最小の張力を提供するように伸ばされたエラストマーを備えています。通気性のあるエラストマーの背もたれは体に合わせて曲がり、自由な空気循環を可能にします。ハーモニック チルトは、スムーズでバランスの取れたリクライニングのために自然な動きをサポートします。


Filed Under: Herman Miller 関連タグ:セイルチェア

Celle Chair

2015/03/26 By TARO KATAGAMI

ハーマンミラー セラチェア。そのバックシートは背中を健康に保ちます。
柔軟な構造は、特別に開発された「セルラーサスペンション」によって生み出されています。セラチェアは「セル」というポリマー製の小さな丸いパッドからつくられていますが、この1578個のセルに二つとして同じものはありません。

セラチェアはその設計を担当したデザイナー、ジェローム・カルーソの豊かな想像力によって生み出されました。カルーソは20年以上の間、米国サブゼロ社で唯一のデザイナーを務めており、同社の主力製品である冷蔵庫・冷凍庫をすべて担当してきています。「そんななかでも、ハーマンミラーのセラチェアの設計は、まさに最高の楽しさでした」とカルーソは笑顔で回想しています。

Filed Under: Herman Miller 関連タグ:セラチェア

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